他の人と味覚が違う!味がおかしい!そう思っている人はスーパーテイスター(超味覚者)なのかもしれません。スーパーテイスターの簡単な検査方法やキットについて紹介します。
スーパーテイスターとは?
日本語では超味覚者と呼ばれ、4人に1人がスーパーテイスターであると言われています。スーパーテイスタとは、他の人よりもは約3倍の味覚を感じることができます。
スーパーテイスターは「アフリカ系」「アジア系」「南米系」女性に多いことがわかっています。
あなたもスーパーテイスターかもしれません。検査方法は3つあるので試してみましょう。順に紹介していきます。
- 好き嫌いでわかる超簡易検査
- 自宅でできる簡易検査
- 検査キットを使う検査
1,好き嫌いで判別する超簡易検査
以下の物で苦手な物がいくつあるか数えてみましょう。
- アルコール
- ブラックコーヒー
- 炭酸水
- 青汁飲料
- キャベツ
- ゴーヤ
- グレープフルーツ
- 大豆製品
- きのこ
- リコリス菓子
- オリーブの実
リコリス菓子は、ハリボーの不味いと有名なタイヤグミの味です。
2,自宅でできる簡易検査
先ほどの超簡易検査と違いっていくつか用意するものがあります。
スーパーテイスターは好き嫌いだけでなく、具体的な検査方法は舌の上のツブツブの数を数えることです。先ほどの好き嫌いで判別する超簡易検査より精度が高いです。
用意する物
- 綿棒
- 青の食紅
- 鏡
- 穴をあけた紙
検査の手順
- 綿棒で舌に青の食紅を塗る
- 紙に穴をあける
- 舌の上に紙を乗せる
- 穴の中にある青くなっていない箇所を数える
- 紙に穴をあける大きさは7mm
- 穴あけパンチがあると簡単できる
- ツブを数える時は鏡が見やすい
検査結果を確認
- 15個以下:鈍感
- 15個~30個:一般人
- 30個以上:スーパーテイスター
検査キットで検査
先ほどのツブツブの数を数えるなんてめんどくさい!
という人のためにスーパーテイスターの検査キットが販売されています。これはツブツブを数えるなどではなく、単純に舌の上に乗せてどんな味かで判別します。
アメリカなどではソムリエや食品関係の入社試験などに使われることもあるようです。
- 味がしない:鈍感
- 少し味がする:一般
- とても苦い:スーパーテイスター
スーパーテイスターが役立った!
検査キットの紹介の時に少し紹介したが、スーパーテイスターは食品関係の仕事に役立つが多いのです。
こんな話がありました。
食品メーカーの経理部門に勤めていた人が、開発スタッフにテイスティングを頼まれることが多かったそうです。なぜならば、彼女は微妙な味の違いも区別することができるためでした。
そんな彼女も検査をするまでは、自分がスーパーテイスタであることを知らなかったそうです。
彼女はこの能力を生かして、メーカーの経理部門ではなく食品などが合うか合わないかなどをコンサルティングする立場になりました。
これは特殊なケースかもしれませんが、役立つこともあるようです。
人間よりもすごい能力持つは生物はこちら↓
調べてみよう!
お仕事関係以外にも、美味しいお店がわかったり、美味しい料理が作れたりと日常生活でも役立つことの多い能力だと思います。
一度調べて見ると自分の新しい能力が発見できるかもしれません。
ちなみに、私は好き嫌いだけで調べる超簡易検査で1つも嫌いだったものがなく、ほぼスーパーテイスターではないことが判明しました。