絶滅危惧種にはさらに区分けされていることを知っていますか?世界一わかりやすくレッドリストの見方について紹介します。
- 具体的な絶滅危惧ランクがわかる
- レッドリストの見方がわかる
- レッドリストブックの購入方法
- 有名な生物も絶滅に瀕している
レッドリストとは?
レッドリストブックの画像は上記のようになっています。価格はすごい高いから見てみてね…
日本の環境省が「絶滅の可能性がある野生生物たちリスト一覧」にしたものです。
世界のレッドリストは、国際自然保護連合(IUCN)が作っています。
日本のレッドリストが、世界で認められてレッドリストになるかはわからんだよ!
ちなみに絶滅危惧種を狩ったりしても罪には問われません。レッドリストは大きな開発を行う際に生物への影響などを考えるために使います。
絶滅危惧種の多くは、特別天熱記念物や捕獲禁止保護区に生息していたりするから、こちらの罪で捕まることはあります。
レッドリストのランクの見方
レッドリストデータブックには、このように6個の絶滅度に分けて書かれています。
知らなかった項目もあるではないでしょうか?
絶滅 | 日本ではすでに絶滅したと考えられる種 |
絶滅危惧Ⅰ類 | 絶滅の危険性が極めて高い種 |
絶滅危惧Ⅱ類 | 絶滅の危険が増えてきている種 |
準絶滅危惧 | 絶滅危険度は小さいが環境の変化によって「絶滅危惧種」になる可能性がある |
情報不足 | 信頼に値する情報が不足している種 |
地域個体群 | 地域で孤立している種。将来絶滅のおそれが高いもの |
絶滅ランクの有名種
ニホンオオカミ | イヌ科 |
ニホンアシカ | アシカ科 |
ニホンカワウソ | イタチ科 |
信頼できる情報機関の報告などにより判断されます。
また、過去約50年以上生息の情報がない場合も絶滅扱いになります。
絶滅した生物の話はたまにテレビでも見かけるから知ってるよね!
絶滅危惧Ⅰ類ランクの有名種
イリオモテヤマネコ | ネコ科 |
オキナワトゲネズミ | ネズミ科 |
アカウメガメ | ウミガメ科 |
コオノトリ | コオノトリ科 |
カブトガニ | カブトガニ科 |
絶命の危機にされされていて、このままでは絶滅するかもしれない生物たちです。
元々個体数が少なかったこともありますが、森林などの開発が進み絶命危惧Ⅰまで追い詰められています。
また生存の報告があるが信頼できる情報源がないため絶命危惧Ⅰに分類されている生物もいます。
日本の一部の地域の生物たちが多いよ!
絶滅危惧Ⅱ類ランクの有名種
タンチョウ | ツル科 |
トウキョウトガリネズミ | ネズミ科 |
アホウドリ | アホウドリ科 |
メダカ | メダカ科 |
タガメ | コオイムシ科 |
絶滅の方向へ進んでいる生物が絶滅危惧Ⅱ類に分類されます。このままの現状でいくと将来的に絶滅危惧Ⅰ類になるだろうとされています。
探せば見つかりそうだけど、外来種や混合種が多くてオリジナルが減ってきてるんだよ!このままでは危ない!
準絶滅危惧ランクの有名種
ゲンゴロウ | ゲンゴロウ科 |
トド | アシカ科 |
オオタカ | タカ科 |
サヨリ | サヨリ科 |
フナ | コイ科 |
そもそも生存するのが難しいとされてる生物たちです。捕獲などにより個体数が減っていて、なおかつ生存環境も悪化してきている生物が分類されます。
今後、絶滅危惧に上がるでしょう。
見かけるけど、年々個体数が減ってきてるんだよね!
情報不足ランク
生息範囲が限れていて、信頼性のある生存情報がない生物たちになります。
生存報告は聞くけど、本当に生存しているのか不明な状況です。
この生物たちを調べるのが大変なんだろうね!
地域個体群ランク
一部の地域にしか生息していなく、実質的にその地域以外では絶滅しているとも言える生物たちです。
絶滅してると言っても良さそう!
絶滅危惧種を守ろう!
多くの絶滅危惧種が「環境汚染」「捕獲の乱獲、「開発による環境の変化」など外的要因により絶滅に瀕しています。
レッドリストの生物一覧は環境省のホームページから見れるので、自分の地域にレッドリストの生物がいたら守ってあげよう!
またレッドリストブックの購入は、各都道府県で行っているので問い合わせてみましょう。
参考リンク:環境省生物情報収集提供システム
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