本物のホオジロザメを見たことありますか?映画ではあると思いますが、本物を見ることは難しいのです。実は世界中の水族館で飼育していないからです。みんなが喜びそうなのになぜ飼育されていないのかを紹介していきます。
ホホジロサメの特徴
- サイズ:平均5メートル、最大12メートル
- 種族:ネズミザメ目ネズミザメ科ホホジロザメ属
- 生息地:世界中
ホホジロザメの特徴は上部の白い部分ですよね!
これがあるので頬が白いと意味で、ホホジロザメと呼ばれます。
お腹とホワイトと背中のグレーで綺麗に分かれていますよ。
サメは歯が抜けても生え変わるとよく聞きますが、ホホジロザメも例外ではありません。
歯はギザギザとのこぎりのようになっていて、噛んだ時に逃げられないようにするためです。
サイズは平均5メートルほどですが、体長10メートルを超えるホホジロザメも報告されています。
ホホジロザメは、世界で約3,500頭しかいなく絶滅危惧種に登録されています。
その影響力は大きく1匹亡くなるだけで、生態系に影響を与えると考えれていています。
ホホジロザメは人食いではない
人喰いサメとして有名なホオジロザメですが、実は人を襲うことはめったにありません。
基本的にアシカやオットセイなどの海洋生物を狩りで仕留めて食べています。
しかし、世界でホオジロザメの被害があるのはたしかです。
そのこともあり、ランキングにも入ってしまっています。
ホオジロザメは人間を食べようと思ったのではなく、海面にいたアシカやオットセイなどの海洋生物と勘違いして食べてしまおうとするようです。
1つ目. ホホジロザメのエサの問題
1つ目はホホジロサメのエサの問題です。
小さなホオジロザメは小魚などを食べることがあります。
しかしホオジロザメは大きくなるにつれて、アシカやオットセイなど大型の物を食べるようになります。
しかも、ホオジロザメは狩りをして、生きたまま食べる習性があるのでエサを用意するのが難しいでしょう。
これだけの物を毎日用意してエサをあげるなんてことはできませんよね。
またホホジロサメのエサの食べ方にも問題があります。
海の深い位置から勢いよく、上にいるアシカをオットセイを狙います。海面から飛び出す勢いで仕留めてかぶりつきます。
そのために食べるたびにかなりの場所をとってしまい、危険も多く管理するのが難しくなってます。
2つ目. ホホジロザメは繊細でデリケート
2つ目は、繊細すぎる性格。
ホホジロサメは海で最強に近い力を持っています。
しかし、その実態はかなりデリケートで繊細な生き物なのです。
捕獲された時に傷がついてしまいショックで死んでしまったり、水槽に入れられただけでエサ食べなくなったり、ストレスを感じてしまいすぐに死亡してしまいます。
最強なのは海だけであり、丘に上がれば最弱かもしれませんね。
こんな繊細な生き物を飼育するのは難しいのです。
3つ目. ホホジロザメは呼吸できなくなる
3つ目は、ホホジロサメはマグロと同じでエラで呼吸をしています。
マグロは止まってしまうと死んでしまうと有名ですよね。
ホホジロサメもマグロと同じで止まってしまうと、呼吸ができなくなり死んでしまいます。
ホオジロザメが常にノビノビ泳げる水槽は難しいのです。
水族館で飼育に成功した例
日本では、沖縄美ら海水族館、しまね海洋館がホオジロザメの飼育に挑戦したがいずれも数日以内にホホジロザメが死んでしまい失敗に終わりました。
しかし、アメリカのモントレーベイ水族館でホホジロザメを飼育することができました。
成功した理由は、ずばり超デカい水槽を作り上げたからです。
高さは10メートル以上あり、380万トンの水を使っていました。
ホホジロザメは死亡することはありませんでしたが、世界から批判を受け経過を観察し海へ放流してしまったようです。
ホホジロザメは絶滅危惧種に指定されているのです。
ホホジロザメが見たいなら海へ
意外に水族館に行けば見れると思ってませんでしたか?
私は調べるまでそう思ってました。
しかし、実際に調べてみると水族館じゃ見れない!と書いてあって驚きでした。
ホホジロザメを見るには、海へダイビングして見に行くしかありませんね。
深海魚も1度は見てみたい!!
そこまでして見たいと思う人がいるかわかりませんが、海中の神秘的な光景とかを1度は見てたいなってと私は思ってます。
そのうちダイビングライセンスを取得してホオジロザメを見に行きますよー!
またその時お知らせします。