地球温暖化で影響で北極の氷が溶けて陸地が危ない!とよく聞きますが本当なのでしょうか?氷が溶けてることによる本当の影響を紹介します。
北極は陸地ではない
北極とは氷が塊がプカプカ浮いているだけであり、南極のように大陸が凍っているわけではありません。
つまり、ただの大きな氷の集まりを私たちは北極と呼んでいます。
- 北極:大きい氷の塊
- 南極:大陸が凍っている
北極と南極がどのくらい寒いかわかる↓
北極の氷が溶けるどうなる?
結論から言うと、北極の氷が溶けて海面は上昇しません。なおかつ私たちの生活に特に影響を与えることはありません。
氷が溶けると海面が上昇すると聞きますが、それは真実であり、真実ではありません。
でも氷が溶けたら水面は上昇するじゃん!
と考える人が多いと思いますが、水と言う物質の性質を考えると水面が上昇しないことがわかります。実際に、水の上に氷を浮かべて水面が上昇するか試してみましたか?
海面上昇しない理由
海面が上昇しない理由は水の性質にあります。
「水」「水蒸気」「氷」と温度によって変化することを知ってますよね。
しかしもっと詳しくみてるとは氷から水になる時に体積が小さくなっています。
普段の例でわかりやすくと言うと、
ペットボトルをそのまま凍らせると、ペットボトルがパンパンになっていたことはありませんか?
この現象は水から氷になる時に体積が増えたからです。つまり、逆に考えると氷から水になる時は体積が減ることになります。
このことを念頭において北極のケースを考えてみましょう。
そのまま冷やしたいなら↓
北極のケースにあてはめる
氷から水になる時は小さくなる!
このことを北極にあてはめてみましょう。
北極の氷の飛び出している部分が溶けたら、その分水が増えるのではなく、溶ける時に小さくなって、海に沈んでいる部分と同じくらいのサイズになります。
小さくなるだけで少しは海の水が増えますが、氷が溶けても海面も上昇しません。これは北極が氷であるからです。
イメージとして、氷の状態の時は点がバラバラになっているんですが、これが溶けて水の状態になるとバラバラになっていたのがギュとまとまり始めるんです。
なので氷から水になると、大きさが小さくなります。
しかし、南極の氷が溶けた場合は海面の上昇がおこります。なぜならば、南極は氷ではなく大陸が凍っているからです。
南極が凍っている理由↓
氷の解ける原因を探る
北極の氷が溶けても特に何も起きないことがわかったと思います。
しかし、溶けるという異常現象の原因はあるはずです。
北極の氷が溶けて海面上昇はしませんが、その異常現象による影響は起こります。
この原因を突き止めて未然に危険なことを防ぐことが大事でしょう。
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