ヘパイストスは火と鍛冶の神で知られています。神なのにヘパイストスの人生の始まりは悲惨でした。
しかしヘパイストスは火と鍛冶の神の力で、神々の盾や黄金の椅子などを作りあげ、美の女神アフロディアと結婚して成り上がっていきます。最終的に悲惨な目に遭うまでを楽しくに紹介します。
- ヘパイストスと悲惨な人生
- 火と鍛冶の神として力の発揮
- 椅子で女神アフロディアと結婚
ヘパイストスとは?
ヘパイストスは、ギリシャ神話に登場する炎と鍛冶の神です。ゼウスとヘラの息子であり、オリュンポス十二神の一柱でもあります。
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大きな金槌を持って工房で神々の武器屋や道具を作っていました。
代表的な作品はこちらです。
- 美女パンドラ
- ハルモニアの首飾り
- アレスを捉えらた鎖の網
- アルテミスの矢
- アキレウスの盾
- シシュボスお手錠
- 黄金の椅子
ヘパイストスは母ヘラに捨てられる
ゼウスとヘラの息子のヘパイストスですが、容姿は醜く足も不自由であり母ヘラから子供と認知してもらえませんでした。
そして、産まれてすぐに海へ投げ捨てられてしまいましたが、たまたま漂流している所を女神テティスとエウリュノメーに見つけられ大切に育てられました。
その時に鍛冶の技術も習得していき、火と鍛冶の神の力を発揮していきました。無事に育ったヘパイストスは女神テティスとエウリュノメーへお礼に宝を渡して、オリュンポス神殿へ戻っていきました。
捨てられたのに天界に戻れないよね!だから作戦を考えたんだ!
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ヘパイストスはヘラに黄金の椅子を献上
無事生き残りオリュンポス神殿へ戻ってこれたが、母ヘラには認知されずに神として地位を築けませんでした。
そこでヘパイストスは、母ヘラに黄金の椅子を献上して神の地位を認めてもらおうと考えヘラへ献上することにしました。
この時すで作戦は始まっていたんだよ
黄金の椅子に喜んだヘラは、ヘパイストスに認知して神の地位を認めることを言ったがそれをヘパイストスは信じませんでした。
黄金の椅子に座ったヘラが椅子に拘束され、身動きできなくされてしまいました。
その上でヘパイストスはヘラへ要求しました。
「本当に神としての地位を認めるなら美の女神アフロディアと結婚させろ!」
身動きの取れないヘラはその要求をのんで女神アフロディアと結婚することを認め、神の地位も約束しました。
脅して要求した結婚が長続きするのかな?
女神アフロディアがアレスと浮気する
ヘパイストスは真面目な職人気質の神様です。アフロディアは、醜く容姿でつまらないヘパイストスに飽きてきてしまいました。
そこに付け込んできたのが軍神アレスです。アフロディアはイケメンで有名のアレスに口説かれ浮気をしてしまいます。
ヘパイストスが気づいた時どうなるかな?
ある日、太陽神ヘリウス空から神々を眺めていると、アフロディアはアレスと浮気していることを見付けてしまいます。そしてすぐにヘパイストス伝えます。
太陽神ヘリウスは、ヘパイストスが怒ってアフロディアに詰め寄るのかと思ってました。しかしヘパイストスはアフロディアを愛しているのでそれはできないとのことでした。
面白い展開を予想してた太陽神がっくり
しかし、アレスに仕返しをするために一計考えます。
ヘパイストスは、アフロディアはアレスがベッドへ入ったところで特製の鉄の鎖が彼らを拘束して他の神々を呼び出しました。
ポイセイドンが喧嘩の仲裁に入り、アフロディアとアレスは厳重に注意を受けて、アフロディアはヘパイストスの元へ戻ってきました。
直接言わない性格キモイよね
ヘパイストスの人生のまとめ
- 母のヘラに捨てられた
- 容姿が醜く足が不自由
- 神々の武具を作成する
- 母を脅して美の女神と結婚
- 浮気される
- 浮気の仕返しをする
わかりやすくまとめると上記の通りです。
ヘパイストスの出自はいくつかのお話があります。しかしこの記事の内容が最も有名です。
火と鍛冶の神ヘパイストスの人生は悲惨であったとよく聞きますが、この記事を読んでどのように感じましたか?
陰湿で臆病な性格のブサイク鍛冶職人!
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