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【ギリシャ神話の天地創造】世界の始まりは混沌カオスからだった

【ギリシャ神話の天地創造】世界の始まりは混沌カオスからだった

世界がどのように始まったのか知っていますか?ギリシャ神話では、混沌(カオス)から天地創造されて世界が始まったと言われています。

しかし混沌から世界が始まったと言われてもよくわかりませんよね。面白いギリシャ神話の天地創造を完結に紹介します。

この記事でわかること
  • ギリシャ神話での天地創造
  • 原初神について
  • 天地創造後の神族
  • 神々の男女の揉め事

混沌(カオス)から天地創造された

ギリシャ神話では、世界は混沌(カオス)から創造されました。混沌(カオス)とは、全てが混じり合い個のない暗黒の世界のことです。

宇宙に星も何もないイメージだよ!

混沌(カオス)からそれぞれの根源が6つに分離していきました。

大地 ガイア
奈落 タルタロス
暗黒 エレボス
ニュクス
アイテル
ヘメラ

この分離により「昼と夜」「光と暗黒」正反対の時間と空間が世界に創造されました。

万物の始まりがこの根源です。

大地神ガイア以外の話はあまり残っていないんだよね。他の原初神の根源は時間と空間の創造に役立ったんだよ。

地球の天地創造と聞くとアダムとイブを思い浮かべるかもしれませんが、それはキリスト教のお話です。この記事はギリシャ神話での天地創造のお話です。

大地神ガイアが天空ウラノスを産む

大地のガイアは、単独で天空ウラノスを産み出しました。天空は大地と同じ大きさなので、大地は天空で覆われました。

そして次に海ポントスを産みました。

これにより天地創造できました。新しい「天空」「大地」「海」「陸」のある世界の始まりです。

原初神は形があるわけじゃなく、自然その物を神と呼ぶんだよ。

世界にティタン神族が誕生する

ギリシャ神話ティタン神族家系図

大地神のガイアと天空神のウラノスは何度も交わり、大地の割れ目から初めての子供が産まれました。

この子供たちが原始の神々となります。ガイアとウラノスの子供たちをティタン神族と呼びます。

ティタン神族は男6神、女6神の12神いました。

男神 オケアノス、ヒュペリオン、コイオス、クレイオス、イアペトス、クロノス
女神 テテュス、ヒュペリオン、ポイベ、レア、ムネモンシュネ、テミス

巨人の神キュクロブス族も誕生する

ガイアとウラノスは何度も交わり他に多くの子供産みました。

巨人キュクロブス族も産んでいました。キュクロブス族は頭の中央に目が1つだけある怪物のような見た目でした。

ギリシャ神話の伝説の生き物一覧

ウラノスはキュクロブスを嫌っていたんだよ。

ウラノスは、キュクロブスが産まれるたびに奈落タルタロスへ落としていました。

大地神に母ガイアは自分の子供が不当な扱いを受けてるのを見て、クラノスに罰を与えることにしました。

それはクラウスの陰部を刈り取ってしまう作戦です。これにより悲しむ子供がいなくなると考えたからです。

ガイアが息子クロノスに父ウラノスの陰部を鎌で刈り取ることを命令しんだよ!この切られた陰部がアフロディアになったんだよ!

生殖機能の失ったウラノスは、王の座を息子クロノスに奪われてしまいます

クロノスの息子はゼウスであり、その後ゼウスもまたクロウスから王の座を奪ってしまいます。

  • 父親ウラノス(陰部を切られる)
  • 息子クロノス(父から王の座を奪う)
  • 孫ゼウス(父クロノスから王の座を奪う)

ゼウスや他の神々であるオリュンポス十二神についてはこちらから読めます。

ギリシャ神話の天地創造も男女の揉め事

  • 混沌(カオス)から根源が産まれる
  • 大地ガイアが子供作る
  • 天地創造がされる
  • 子供が最初の神族になる
  • ウラノスが陰部を切られる
  • クロノスに王座を奪われる

この記事をわかりやすくまとめました。

そもそも、大地神ガイアは自分で生み出した天空ウラノスと交わって子供作ったところが驚きです。

ギリシャ神話は天地創造から男女の因果が始まっていたんだよね!

その後も天空ウラノスの嫌がらせ、ガイアが怒り、息子クラウスが王座を奪うとまるで人間のようです。

こんな人間味のある神々だからギリシャ神話は人気なのだと思います。

こんな人間味のある神様のお話もあるのでこちらから読んでみてください。