人気の記事はこちら

【ギリシャ神話】ゼウスとギガス族の争いギガントマキアについて

【ギリシャ神話】ゼウスとギガス族の争いにギガントマキアついて

ギリシャ神話のギガントマキアは、ゼウスと巨人ギガス族の争いということは知ってますか?

なんとなく聞いたことあるけど詳しくはわからない人向けへの記事です。最初からわかりやすく楽しく紹介していきます。

この記事でわかること
  • ギガントマキアはなぜ起きた
  • 誰がギガス族を滅したのか
  • 終わってもまた新たな戦いが始まる

ギガントマキアはガイアが始めた

ギガントマキアー戦いの始まり

ギガントマキア戦いの始まりは、ティタノマキア戦いで勝利して世界の支配者になったゼウスたちを懲らしめるために大地神ガイアが始めた戦いです。

簡単に経緯を紹介します。

ゼウスは、ティタノマキアの戦いで父クロノスを討って世界の王の座を奪い取りました。

勝利後にゼウスは敵対していたティタン神族を奈落タルタロスへ落としたため、大地神ガイアが怒りギガス族を送り込みました。

ゼウスが父クロノスと争った経緯を知らない人は先にこちらを読んでみてください。さらに楽しくこの記事を読むことができます。

ティタン神族はガイアの子供です。

まさか争ったあとに奈落タルタロスに落とされるとは思ってなかったのでしょう。

ティタン神族を倒す方法をゼウスたちに授けたのはガイアなんだよ!自分の子供が奈落へ落とされると思わなかったんだろうね

ゼウスとギガス族と戦いが始まる

巨人ギガス族

ギガス族は、ウラノスの男根が刈られた時に流れ落ちた血から生まれました。

ゲームに出てくるギガンテスみたいなイメージです。

ギガス族は、山より大きい巨人で大軍でオリュンポス十二神を襲ってきました。

そしてギガス族はガイアより神々の力では、滅することのできない力を授かっていました。そのため、ゼウスたちは苦戦してしまいます。

ゼウスたちはギガス族を滅する方法を考えついたんだよ!

オリュンポス十二神について知らない人はこちらの記事もチェックしてみてください。

ゼウスと人間と交わることにした

ヘラクレスを出産するアルクメネ

ゼウスたちは、神ではギガス族を討つことができないなら人間と神のハーフを作ろうと考えました。

さっそくゼウスは人間の女性探しに向かったよ!

自分好みのミュケーナイ王の姪っ子のアルクメネを見付けて、恋人のふりをして交わって妊娠させました。

アルクメネには結婚を誓った本当の恋人がいたんだよ!ゼウスは略奪が大好きなんだ!

確実に子供作るために一晩を三日にして交わったと言われています。

そして生まれた子供が英雄ヘラクレスでした。

半神半人でオリュンポス十二神に匹敵するほどの力を持っていました。

このようにゼウスは浮気の理由作りが上手なのです。他にもたくさんエピソードがあるので下記から読んでみてください。

>>【ゼウスの浮気の理由がある】ギリシャ神話の最高神ゼウスの裏側

しかし、浮気をして出来た子供ヘラクレスに正妻ヘラは良く思っていませんでした。

そこで産まれてきたヘラクレスに何度も嫌がらせをして殺そうとしてしまいます。そしてヘラクレスをハメて12の試練を命じました。詳しくは下記から読んでみてください。

>>【ギリシャ神話の英雄】ヘラクレスの12の試練とは?

ヘラクレスがギガントマキアを終戦へ

神々とギガス族の戦いは、世界を揺らがせるほど熾烈でした。

しかし、この争っている時にヘラクレスは隙をついて毒矢を放ちギガス族を倒していきました。

この毒はヒュドラの毒で触れただけで生きる者を滅するほどの効果がありました。

え、毒で倒せれれるの?って思った人!

これがギリシャ神話なんです。

ガイアはゼウスたちに敗北を認めない

ゼウス率いる神々とギガス族の争いギガントマキアーはゼウスの勝利で終了しました。

しかし、ガイアは負けを認めることができませんでした。そしてさらに怒ってしまいます。

ガイアは原初神だもんね

怒ったガイアをさらなる怪物テュポンをゼウスをぶつけることにします。ゼウスが苦戦をした戦いになります。

>>【ギリシャ神話】最強最大の怪物テュポーンとゼウスの戦い

もっと神話の生物が知りたい人は下記も覗いてみてください。

>>ギリシャ神話の伝説の生物たちの記録

ギリシャ神話ギガントマキアーのまとめ

  • 発端はガイアの怒り
  • ゼウスたちとギガス族の争い
  • 神ではギガス族を倒せない
  • 英雄ヘラクレスが戦いを終わらせる
  • ガイアがさらに怒った

ギガス族はゼウスたちの親戚にあたる神々です。

ギリシャ神話では、いつも親族同士で揉めています。

きっと永遠の命を持っている神々は暇なのでしょう!

ギリシャ神話の巨人族の一覧も見てみてください。