ゼウスというどのようなイメージがありますか?最高神で神々の王言われるゼウスです。しかし、彼は女好きで浮気ばかりして愛人がたくさんいるクズです。そんなゼウスの女性関係について紹介します。
世界一わかりやすい!ゼウスの浮気相手一覧
ゼウスは、正妻のヘラがいるのにも関わらず「神」「精霊」「人間」種族関係なく美しい女性なら誰でも抱いていたようです。l
兄弟、子供、他人問わずだれでも大丈夫でした。
無理やりのエピソードが多くてあんまり良い印象なく…
ゼウスの浮気には理由がある
ゼウスは浮気ばかりして「クズ」のイメージがある人も多いと思いますが、そこには私たちとは違う価値観があったようです。
というのも古代ギリシャは多くの国があり、どこの国も覇権を取ってやろう!戦争などが頻繁に起きていました。
そんな時に、王様が「うちの娘は最高神ゼウスの子供を産んでいる!」と言えばかなり抑止力がありますよね。最高神ゼウスですからね。
こういった思惑もあり、王家からゼウスのにすり寄ることが多く、美女ならだれでも良いゼウスにとってもウィンウィンであったんでしょう。
ギリシャ神話の神様について知りたい人はこちら!
ゼウスの浮気相手とのエピソード
多くの女性と関係のあるゼウスは、女性関係のエピソードが多くあります。ほとんど良い話はありませんでした。
その中でも有名なエピソードを紹介していきます。
これを見るとゼウスのイメージ変わってしまいます!
最高神ゼウス!と呼ばれるにふさわしい所業でしょう。
誘拐される「エウロペ」
エウロペは、ティロスの王女として生まれました。彼女は成長するにつれて美しいことで有名になりました。
そんな彼女をゼウスが一目惚れしてしまい、エウロペと関係を持つためにアピールをします。
それは、彼女が花を摘みに庭に出ている時に、白い牡牛に変身してエウロペへ近づき、エウロペを背に乗せることに成功します。
白い牡牛に変身したゼウスは、そのまま他の島へ連れ去って行為をしていました。
親に囚われゼウスに助けられる「ダナエ」
アルゴスの王の娘で美しい女性のダナエです。
とある日、アルゴス王に神託で「ダナエの孫にあなたは殺されるだろう」と言われ、ダナエを閉じ込め男と会わないようにしました。
しかし、それは最高神ゼウスの罠であり、監禁状態になるとゼウスは窓から黄金の雨に姿を変えてダナエの部屋へ侵入し、無理やり行為をしました。
結局子供ができしまったそうです。
純潔の誓いを立てていた「カリスト」
イタリア語に「カリスト」は最も美しいという意味で、名前の通りとても美しい女性でした。
また彼女は、ゼウスの娘であるアルテミスの従者でした。
アルテミスも純潔の誓いを立てていましたが、ゼウスに純潔を取られてしまいました。
純潔の誓いを立てているカリストは男性に対して常に警戒をしていましたが、ゼウスはアルテミスに変身をして彼女に近づき無理やり行為をしました。
そして妊娠までさせられてしまい、従者の湯あみの時にお腹に膨らみでまわりにバレてしまいました。
それにより、ゼウスの妻ヘラの怒りカリストを醜い熊へしてしまいます。
アルテミスは、純潔の誓いを破り、クマになったカリストを誓いを破った憎さから殺してしまいました。
不憫に思ったゼウスは、クマになり殺されてしまったカリストを「おおくま座」として宇宙へ送りました。
妻ヘラの女神官イーオー
イーオーは妻ヘラの女神官でした。そんな美しいイーオーを見たゼウスは無理やり行為をしてしまいます。
しかし、ヘラはそのことに気づきイーオーを交わっているゼウスを発見しました。
そこでゼウスはすぐにイーオーを白い牡牛に変えてしまい「オレは牡牛を撫でただけだ!」と言い張ったそうです。
そしてヘラに捕らわれた牡牛イーオーは、ゼウスの裏役のヘルメスに逃がしてもらいました。ヘラに浮気がバレるのをおそれたためです。
しかし、イーオーをヘラは蛇を使い追いかけまわしましたが、牡牛イーオーは逃げることに成功しエジプトまで逃げそこで人間に戻ることができたそうです。
子供を失う「ラミア」
古代リヴュアの女王でしたが、その美しさからゼウスと何度も行為を重ねるようになる。
それにより子供産まれました。しかし、浮気によってゼウスの妻ヘラがラミアへ怒り、ラミアを操り子供を全て殺させました。
ラミアは苦痛から逃げるため怪物に変貌し、そして子供を誘拐し殺すようになります。
それでもヘラの怒りは収まらず、自分の子供を殺してしまった苦しみから逃げることのできないように眠ることをできなくしました。
それを不憫に思ったゼウスは、ラミアが寝られるように目を取り外しできるようにしたそうです。
結局、子供だけでなく、青年を性の虜にして悪霊に食べさせるような怪物になってしまったようです。
結局クズでした
ゼウスの浮気の理由はわかりましたか?
理由はただの美女が好きなだけでしょう。
たしかに王家から、ゼウスとの子供をと言われることもあったようですが美女ばかり。
そして基本的にゼウスの浮気相手は幸せにならないようです。
彼らの価値観では、幸せなのかもしれませんが現代人には理解できないでしょう。
「最高神ゼウス」ではなく「女性の敵ゼウス」という称号に変更したほうが良いかもしれません。