実は危険と思われている動物や生物は人に危害を与えていなかったりします。地球上で人間の命を奪っている本当に危険な動物や生物をランキング形式で紹介していきます。
1位と2位は驚きの生物だよ!なぜ危険なのかについても紹介しているので最後まで読んでみてね!
危険な動物生物:15位 オオカミ
- 年間殺人数:10人
- ランキング:15位
ディズニーの三匹の子ぶたなど、アニメや映画でいつも悪者にされていますが、基本的に狼が人間を襲うことはありません。
たしかに体を噛まれたりとすることもありますが稀なケースです。古来日本では、畑を荒らす動物などを減らしてくれるなどして一部の地域で敬意を持たれていました。
危険な動物生物:14位 サメ
- 年間殺人数:約10人
- ランキング:14位
ジョーズなどの鮫の映画によって、鮫はとても危険なイメージを持っていると思います。しかし実際は鮫に殺される確率は人間が雷に打たれて死ぬよりも確率が低いと言われています。
また襲われる人間も私たちのような観光者ではなくサーファーばかりになります。なぜならば、海中から見るとサーフボードがアザラシのように見えるからです。
危険なことに変わりはない!
しかし、本当にアザラシのように見えて襲っているのかについては詳しい研究はされていないので定かではありません。
危険な動物生物:13位 ライオン
- 年間殺人数:100人
- ランキング:13位
世界で一番の捕食者がライオンです。「百獣の王」とも呼ばれ、オスのたてがみはライオンの象徴と言えるでしょう。
ライオンの危険イメージと言えば、女優の松島トモ子がライオンに噛まれたことは有名ですよね。
その他にもライオン調教師やサーカスの練習中に噛まれたことなどもよく耳にします。
しかし、ライオンは賢い宇ので積極的に人間を襲うことはありません。野生のライオンならば遠くから刺激しないように見ていれば襲われることはないでしょう。
いや、遠く眺める機会なんてないし…
それにライオンは絶滅危惧種にも指定されています。日本でも絶滅危惧種は多くいるので気になる方は読んでみてください。
危険な動物生物:12位 ゾウ
- 年間殺人数:100人
- ランキング:12位
穏やかに見えて温厚で優しそうなイメージがありますが、ライオンと同じくらいの人間を殺しています。優しそうなイメージはこのアニメのせいかな?
象が人間を襲う理由としてあげられているのは、人間が象の生息地に入り込み刺激しているからだと言われています。
また人間が彼らの領域内で食料などを持って行ってしまい、食料不足で人間を襲うこともあると言われています。
巨大な象は1日に300キロの食料を食べ、200キロの水を飲むと言われています。
危険な動物生物:11位 カバ
- 年間殺人数:500人
- ランキング:11位
カバはアニメや漫画では怖い動物として出てきませんが、実はライオンの五倍以上人間を襲っています。
カバはとても縄張り意識が強く、自分の縄張りに入ってきたものには全て攻撃します。
それは、ライオン、ワニ、人間だけでなく他の場所から来たカバにも攻撃します。
大きい個体は2000キロにもなり、噛む力は1トンもあり、時速も40キロで走ることができます。
2000キロの動物に40キロで追われると考えると…
アフリカではカバが一番人間を襲っています。現地の人はカバが最も恐ろしい動物だと言うそうです。
危険な動物生物:10位 ワニ
- 年間殺人数:1000人
- ランキング:10位
川岸で怖い動物と言えばワニが出てきますよね。ワニの噛む力はカバを遥かに上回ります。2トン以上の力があります
どんな生物もワニに噛まれたら助からないでしょう。またワニは水を泳ぐこともできます。四肢を体にくっつけて、左右に揺れるように泳ぎます。
よく映画で人間や動物がワニに水の中に引きずりこまれるシーンがありますよね。ワニは泳ぐ際に音を立てないので気づくことができないのです。
しかし!怖いイメージだけでがありません。実はワニの肉はとても美味しいんです。たんぱくで栄養もあり鶏肉をもう少したんぱくにした味がします。
東南アジアでは食用として飼われているほどの美味です。
ちなみに、私もワニのお肉が大好きです。ぜひ買ってみてください。
危険な動物生物:9位 サナダムシ
- 年間殺人数:2000人
- ランキング:9位
生魚やイカなどに寄生している長い糸みたいな寄生虫です。サナダムシは人間に寄生しても、あまり人間に負担をかけないように住み着きます。
なぜならば人間が死んでしまっては自分も栄養を補給できなくなり、自分も死ぬことがわかっているからです。
カマキリのお腹にも住んでますよね。最近ではYouTubeでもサナダムシの動画をよく見かける…
そして危険な種は宿主が死んでしまっても関係のない種です。
サナダムシと違い、危険のある部位でも関係なく寄生してしまい、宿主に大きな負担がかかってしまいます。
脳に寄生してまったケースも報告されています。
他にも世界三大奇虫と呼ばれる虫もいます。
危険な動物生物:8位 回虫
- 年間殺人数:2500人
- ランキング:8位
人や哺乳類などの小腸に感染する有名な回虫です。世界で数十億人が感染していると言われています。
この回虫で死に至るケースとして数10万~数100万寄生虫がいると起こりえます。また幼少期に寄生してしまうと脳に重大な影響を与えることもあります。
主な症状として頭痛、嘔吐、めまい、痙攣、腹痛などがあります。
また虫垂に入り込み、虫垂炎になることもあります。多数に回虫が固まってしまい腸がつまり腸閉塞になってしまうこともあります。
回虫により引き起こされる病気はたくさんあります。また下記の本のようなケースも…
危険な動物生物:7位 淡水の巻貝
- 年間殺人数:10000人
- ランキング:7位
淡水の巻貝です。あまり想像がつきにくいかもしれませんが、沼や水路などにいるカタツムリが小さくなったような巻貝です。
巻貝が直接攻撃をしてくるのではなく、寄生虫が巻貝に寄生をして巻貝が中間宿主にされてしまいます。汚染された川や池などで巻貝はこの寄生虫に取りつかれます。
この淡水の巻貝の寄生虫に感染することを住血吸虫症と呼びます。
致死率は高くないですが、内臓を長い期間痛める慢性疾患になったりします。
WHOの発表によると約2億人が感染していると言われています。アフリカだけで20万人以上亡くなっています。
危険な動物生物:6位 サイガメ
- 年間殺人数:10000人
- ランキング:6位
主に中南米に生息していて、家の壁、屋根、布団、など色々なところに生息しています。一部のサイガメは人間に対して吸血をする種がいます。
日本にはあまりいないから安心してね!
この吸血をされることにより感染症にかかる可能性があります。
そして吸血をされるだけでは感染はしませんが、吸血をされる際にサシガメの糞尿などが入り込み感染します。
このサシガメの感染症はシャーガス病と呼ばれます。この感染症はすぐには発症せずに非常に長い潜伏期間があります。十数年間潜伏することもあります。
なので感染したことに気づかずに生活している人も多いのです。症状として、筋肉痛、心臓の肥大化、脳脊髄炎、心臓関連の障害などが起こります。
対策としてピレスロイド系の殺虫剤が効果的です。この成分の入っていない殺虫剤も多くあるので気を付けましょう。アースノーマットシリーズには入っています。
害虫に関しては本当にゴキジェットプロが効くよ!
危険な動物生物:5位 ツェツェバエ
- 年間殺人数:10000人
- ランキング:5位
ツェツェバエは吸血性があり血によって栄養を補給しています。また睡眠病の媒介種と知られています。
睡眠病はツェツェバエの寄生虫トリパノソーマによって引き起こされることがわかっています。病状が悪化すると、睡眠周期が乱れてきて、意識が朦朧とし、昏睡して死ぬこともあります。
これが睡眠病の由来です。
睡眠病はアフリカで約6000万人がこの病気の危険にさらされていて、数十万人が病気になっていると言われています。この病気は特効薬がなく、8割方の人が亡くなってしまいます。
対策としても、虫よけスプレーなどしか対策がありません。
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危険な動物生物:4位 イヌ
- 年間殺人数:25000人
- ランキング:4位
イヌが人間を襲って殺されたというニュースはあまり聞きませんが、噛まれてけがをする人は多いでしょう。
そして、犬による人間の死因は狂犬病によるものです。噛まれることにより犬の唾液からウイルスが入り込み感染します。
症状は、強烈は不安感、錯乱、水を見るだけで怖く、高熱、麻痺、痙攣、風にあたるだけ麻痺をする、呼吸困難など。
このようなフェーズを踏んで亡くなります。そして狂犬病の特効薬ワクチンは無く発症するとほぼ100%死に至ります。
しかし、狂犬病には予防薬が効果的です。人間本人だけでなく、犬への狂犬病の予防接種ができるので必ずしましょう。
危険な動物生物:3位 ヘビ
- 年間殺人数:50000人
- ランキング:15位
言わずと知れた危険な生物ヘビです。
蛇は毒も強く、また締めつける力が強く、子供などは首を絞められ亡くなるケースもありました。
10mあるヘビは、4mのワニなら丸のみにすることができます。しかし、人間の場合だと丸呑みではなく、上半身のみを飲み込まれることが多いと言われています。
最も有名なのは毒で亡くなることでしょう。ヘビは種類により毒の強さが変わってきます。強力な毒性があれば亡くなることもあります。しかし、ヘビのワクチンはあるので先進国でなくなることはあまりありません。
貧困地域などでは、ワクチンの投与が間に合わなく、お金がなくワクチンが払えなく亡くってしまう人が多いようです。
世界の危険な島では「ヘビの島」と呼ばれている島もあります。こちらから読めます。
危険な動物生物:2位 人間
- 年間殺人数:470000人
- ランキング:2位
殺人、紛争、戦争など全生物の中で圧倒的な人数を殺しています。治安の悪いと言われるベネズエラでは1年間に16,000件以上の殺人事件が起きています。
しかし、殺人事件よりも問題なのは戦争でしょう。これにより何十万人も人が殺されています。日本では戦争などなく年間300人の殺人事件がある程度です。
日本は本当に恵まれている国だと実感できるでしょう。
危険な動物生物:1位 蚊
- 年間殺人数:725000人
- ランキング:1位
蚊は吸血で病気を運び、吸血により病気を人間に移してしまいます。
その中でも有名なのはマラリアでしょう。発生の流行は、熱帯、亜熱帯に70か国以上です。
約2億人が感染していて、年間70万人が亡くなっています。また70万人亡くなると年間数十億ドルの損失が出ていると言われています。
しかし、安心をしてください。現在マラリアの予防薬があります。まだ貧困地域には十分な供給がされていないため発症して亡くなる人が多いのです。
やっぱり日本は恵まれていると実感します。予防薬を使うことも大事ですが、そもそも刺されないように対策しましょう。
でも日本に上陸したら怖いですよね…
世界の危険な動物や生物のまとめ
実は、サメやライオンなどよりも蚊が最も人間を殺していることをわかりましたね。
大型の動物は目に見えるため気づくことができるだけマシでしょう。しかし、小型な虫、寄生虫などには気づくことが難しいのでしっかり対策をしておく必要があります。
まだ解明されていないだけであり、未確認生物や深海などにもいるかもしれません。
深海の生物をチェック↓
今回紹介した危険な生物達は、私たち日本人にはあまり関係がないかもしれませんが、世界のどんな生物が危険なのか知っておきましょう!海外旅行など行く人は絶対にチェックです。
それではみなさんお気をつけて!
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