デメニギスを見て驚かない人はいないでしょう!脳は透明のカプセルのような物に包まれていて、脳みそまで丸見えになってしまっている深海魚です。今回は、デメニギスの生態について紹介します。
深海魚デメニギスのスペック
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- 生息域:太平洋北部
- 種類:ニゲス目デメニギス科
- サイズ:15cm程度
他にも色々な深海魚について知りたい方はこちらからどうぞ。
デメニギスの特徴
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デメニギスの特徴はなんと言ってもこの透明な頭部でしょう。頭部内はゼラチンになってます。
これほど綺麗は頭部は見たことありません。いえ、電車でもっと輝いてる頭部を見たことありますが。
緑の球体が2つ浮いていて何かなこれ?不思議に思うでしょう。
この緑の球体がデメニギスの目になります。眼球が丸見えだと違和感はありますよね。
頭部の口の上にある2つの物が目に見えますが、これは鼻なんです!人間と同じように口に上に花があります。
- 透明なヘルメット
- 大きなヒレ
- 小さな口
- 緑の目
デメニギスの目の2つの役割
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デメニギスの目は上側についているので、上しか見えないと考えられてました。
基本的にデメニギスの捕食対象は上部にいるため。
しかし、研究の結果なんと動かすことが可能なことがわかりました。
でも捕食対象は上にいるので動かせたところでですけど…
深海では光が少ないため少しでも光を感じやすく、他にも獲物の影を捉えることができるためではないかと言われています。
緑色なのはフィルターの役割も果たしてくれるそうです。
観察眼
獲物になるクラゲや小魚を探し出す探索する機能です。獲物が真上を通過すると、そのわずかな光を捉えます。
捕獲眼
獲物をを目で追い目で捉える機能も持っています。
デメニキスの食べ物
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デメニギスの主食はクラゲと言われていて、クタクラゲの食べているエサを盗み食いすると研究者が言っています。
クラゲに絡まっている小魚などをデメニギスが狙い、盗み喰いをするようです。深海の厳しい環境がそうさせているのかもしれません。
デメニギスは活発に動く魚ではなく、普段はじっとしていることが多い深海魚です。
エサを捕獲するときにだけ動くと言われていて、ゆっくりと動くクラゲを捕食の対象にしているのです。
ただ、危険が及んだ時のデメニギスの動きはとても俊敏な動きをするそうです。
まとめ
いまだに謎の多い生き物ですが少しずつ解明されているみたいですね。この透明なフォルムは何のメリットがあるんだろう?
と思った方も解決できましたか?割と全ての物にしっかり役割があるんです。
一度は泳いでる姿見てみたいなあ~