インド式の掛け算とは具体的にどんなものか知っていますか?図で計算することができて、小学生でも簡単に掛け算をすることができます。
インド式の掛け算とは?
画像で物凄くわかりやすく説明していきます。
インド式の掛け算とは線を引くだけで計算できる掛け算です。
2桁、3桁の掛け算などでも難しく考えることなく、線を描くだけで計算することができます。
「電卓の方が早い!」「筆算で解くよ!」と思うのはわかります。
しかし、掛け算を勉強したことのない子供でも図に当てはめるだけで掛け算ができるようになると、算数に興味を持ってもらいやすいメリットがあります。
実際に高校生くらいから私たちが数学を嫌いになるのは、数式がよくわからなくなるからですよね。
もっと敷居を低くして「わかりやすく!」「興味を持てる!」インド式掛け算です。
簡単なのに挫折する数学はこちら
12×31をすぐ解けますか?
1秒で答えがわかりましたか?
私はできますが、パッ答えられる人はあまりいないでしょう!
1秒でわからなかった人は、この記事で勉強してみてください。
もしも子供だったらこんなの見ただけで放りだけてしまいますよね。
おそらく、多くの人は下の画像のように考えて計算すると思います。
(これがそもそもわからない人はこの記事読んでも理解できないかも)
インド式掛け算の方法
線を引くだけで掛け算ができるのがインド式掛け算です。
「12×31」であるなら、数字ごとに分解していきます。
- 12 31
- 1=1本線
- 2=2本線
- 3=3本線
- 1=1本線
図の「12×31」を①②③④として線を書きましょう。
次に線が書けたら、各線の交わっている点をチェックしていきましょう。
そして下記の画像通りに左側エリア、中央エリア、右側エリアの3か所にわけましょう。
そして交わっている点の数を数えると…
不思議なことに「372」という数字を導き出すことができます。
インド式の掛け算の仕組み
日本式の掛け算と違うように思うかもしれませんが、よく見てみると図解で計算しているだけでやっていることは同じなんです。
日本は、掛け算も数字で見て「数字×数字」で答えを求めるのに対して、インドは「線×線」で答えを求めているだけなんです。
下の画像の上側は、日本の掛け算の計算を色分けにしました。
下の画像は下側は、色分けした数字をインド式の掛け算に当てはめてみました。
実際にやってみます
数字の動きとかも矢印で紹介します。
12×31=372
23×42=966
点の数が10を超すと左隣に移ります。繰り上げです。
21×23=483
インド式の掛け算は実用的ではない?
線と線で計算するというのは、子供にとって楽しく学ぶことができます。しかし、1000×1500など桁数が大きくなるとインド式の掛け算だとすごいめんどくさいですよね。
線を引いて交点の数を求めれば答えはでますが、日本式の掛け算の方が簡単になります。
- インド式:興味を持ちやすいけど実用性が低い
- 日本式:興味を持ちにくいけど実用性が高い
本も出版されているくらい注目されているので気になる人は見てみてください。
大人でも子供でも楽しく勉強ができるよ!概要だけでも覗いてみてね!
実際にやってみませんか?
読んで「へぇ」となった方も多いでしょう!
できるだけわかりやすく書いたので理解してもらえたと思います。
正直、電卓の方が簡単なので豆知識程度に知っておきましょう!
知っておくと彼女や彼氏と数学の話になった時に、インド式の掛け算の話で盛り上がるかもしれません。
おもしろいのでぜひ試してみてください。