【2017年 イグノーベル賞受賞者】
(物理学賞)マルク・アントワン・ファルダン
猫は容器の形によって、液体のように形を変えることを発表して受賞しました。
お皿に入ったり、かごに入っていたり、変なスペースに入ったりして、ネコの振る舞いに焦点をおいて流動体として分析した結果、高齢のネコの方が流動性が高いことがわかりました。
ネコカフェとかでお皿に入ってる猫カワイイよね!
(解剖学賞)ジェームズ・ヒースコート
老人の耳が大きいことに着目して、耳の大きさを測定したことで受賞しました。
その結果、歳を取るから耳が大きくなるのではなく、引力を長く受け続けたことで伸びるのです。
長い時間引力を受ければ伸びるんだね!肌もノビノビになってくるよね!
(流体力学賞)ハン・ジウォン
コーヒーカップを持ちながら後ろ向きに歩くと、コーヒーのこぼれは少ないという液体の揺れ動きの関する力学的研究で受賞しました。
普段、人間は後ろ向きで歩かないので後ろ向きで歩いてみようとすると、後ろ歩きに集中するので揺れが少なくなります。
コーヒーカップを持ち歩くことってある?
【2018年 イグノーベル賞受賞者】
(医学賞)マルク・ミッチェル/デイヴィッド・ワーティンガー
ジェットコースターに乗ると、腎臓や尿路結石を除去することができるという研究で受賞しました。
ジェットコースターってメリット多くない?
(医学教育賞)堀内朗
座位で行う大腸内視鏡検査―自ら試してわかった教訓
これはちょっと直接的すぎない?
(生物学賞)専門家8人
ワインの専門家がワインの中にハエがいるかどうかを確実に識別できることを証明
ハエワインって美味しいの?
【2019年 イグノーベル賞受賞者】
(経済学賞)ハビプ・ゲディク
どこの国の紙幣が、危険な細菌を持っているかについて研究したことについて受賞しました。
紙幣じゃなくて、国の危険度によると思うんだよね!
(心理学賞)フリッツ・シュトラック
ペンを口でくわえると人間は笑顔になり、笑顔で幸せになることができると発見したと思ったら、実は違うことを判明したことにより受賞しました。
間違ってないと思うけど…
(医学賞)シルヴァーノ・ガルス
現地のイタリアでピザを摂取した場合、病気が予防できることがわかり受賞しました。
ただしピザが関係あるのかはわからず、イタリアとアメリカで比較した場合にピザの消費量が指標になってるではないだろうかと推測してます。
わたしもピザは好きだけどね
【2020年 イグノーベル賞受賞者】
(医学賞)ミランダ・ジャコミン/ニコラス・ルール
眉毛の太さでナルシシストを見分ける方法を発表して受賞しました。
眉毛を太く書く人は、ナルシストの傾向が高いと判明しました。
私眉毛太く書いてるよ!
(平和賞)インドとパキスタンの外交官
夜中にお互いの大使館をピンポンダッシュしあったことで受賞しました。
戦争してるのにピンポンのやり合いは面白いね!
(材料工学賞)ミシェル・ベバー/メアリー・アン・ラガンティ他
ヒトの凍った大便から作ったナイフが機能的ではないことを実証したことに対して。
機能的だと思ってたの?
受賞はみんな素晴らしい人物
ちょっと変わった研究をしていて、変な人たちだなーって思う人もいるかもしれませんが、これは自分の研究の中で面白い所をピックアップして「イグノーベル賞」応募しているからです。
イグノーベル賞を取ったおかげで、スポンサー企業が付いて研究費が増えて研究がさらに進んでケースもたくさんあります。
脚光を浴びてないけど、素晴らしい研究をしている人は多くいると思います。今後もイグノーベル賞「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」が楽しみです。