キメラ細胞
![キマイラ](https://mystery-pro.com/wp-content/uploads/2020/06/キマイラ1-300x169.jpg)
キメラと聞くと上記の画像のような怪物を想像しませんか?
しかし実際には2種以上のDNAを持つものをキメラと呼びます。
今回紹介する2種のDNAを持つ人間のケースです。
人間で言うキメラとは双子になる予定であった子が、何か問題があり双子になれずに1人になってしまうことです。
双子の片方がもう片方の双子を吸収してしまっているのです。下記の画像のように極端に見た目にでるケースもあります。
![キメラ人間](https://mystery-pro.com/wp-content/uploads/2020/06/キメラ人間-300x169.jpg)
しかし極端に出るケースは稀であり、ほとんどの人は無自覚なのです。
10万人に1人程度いると言われています。
無自覚の人は臓器移植や骨髄移植などする時の特別な検査で発覚するようです。特別な検査をしなければ気付くことはなく生涯気づくことなく亡くなる人も多いのです。
みなさんもこんなことありませんか?
- 右手と左手で色が違う
- 体に明らかに違う皮膚の色がある
- 歯の大きさが違う部分がある
共感覚
![共感覚](https://mystery-pro.com/wp-content/uploads/2020/06/共感覚-300x169.jpg)
共感覚とは、数字や音に色がついていたり、味がしたりする能力です。
共感覚を持っている人は名前を色で覚えていたりします。なので人を色で覚えていて名前が思い浮かばなかったりします。
「あの緑の人誰だっけ?」のようになります。
![共感覚](https://mystery-pro.com/wp-content/uploads/2020/06/共感覚1-300x169.jpg)
現在は共感覚について理解されていますが、「昔は少し変わっている人のかな?」とも思われていたようです。
また生まれながら共感覚を持っている人にとって文字や音に色がついているのが当たり前なので、そのことを特に不思議に思わなく幼少期を過ごす人もいるようです。
自分で共感覚をコントロールすることが出来ないのが最大のデメリットです。
常に文字に色がついていると言われても想像できませんよね。
映像記憶能力
![映像記憶能力](https://mystery-pro.com/wp-content/uploads/2020/06/映像記憶能力.png)
映像記憶能力とは目で見た物を写真のように記憶できる能力です。
![](https://mystery-pro.com/wp-content/uploads/2021/01/名称未設定のデザイン-7-1.png)
教科書も丸暗記できちゃうね!
幼少期にこの能力に目覚め大人になるにつれて能力がなくなっていくそうです。
本当に見た物をそのまま覚えているのか疑問に思ってしまいますが、実際に映像記録能力を持っているイギリスのスティーブン・ウィルシャー氏がテレビで実験していました。
![映像記憶能力2](https://mystery-pro.com/wp-content/uploads/2020/06/映像記憶能力2.png)
この実験はヘリコプターでロンドンを一周して、その後ロンドンを上空から目線で描くというものでした。この実験はテレビで放映していました。
![映像記憶能力3](https://mystery-pro.com/wp-content/uploads/2020/06/映像記憶能力3.png)
そして実際にスティーブン・ウィルシャー氏はロンドンを上空から見た通りに描きました。見ながら描いているのではなく、覚えてある風景をそのまま描いています。
この能力は生まれつき持っていなくても、後天的に努力次第では身につけることもできます。幼少期に映像記録能力の特殊な訓練をすると身につくと言われています。
描いている風景が下記の動画にアップされていました。
人間には可能性がある
一般的に特殊能力と思われている能力も、訓練で身につけることができる能力もありました。調べていると幼少期の訓練が重要なようでした。
こうした人間の能力は他に応用できそうですよね。人体のことはまだ不思議なことが多いので、これからもっとすごい能力者が出てくるかもしれません。
人間には無限の可能性があると私は思っています。